たこすの世界一楽しいブログ

パソコン周りの備忘録を適当に書きます

☆簿記2級に合格しました☆

この記事で伝えたいこと1:簿記2級に合格したからほめろ!!

この記事で伝えたいこと2:教科書はケチらず紙のやつを買え!!!

以上。

すごいでしょ!すごいよな?すごいだろ?

お久しぶりです。私です。

楽しい(楽しくない)生涯学習のコーナー第二弾がひとまず終了したため、ご報告の記事を書き始めた次第でごぜーます。

 

さて、今回の記事を書くにあたりどうしたものかと思案しておりました。

というのも、勉強の記録についてクソ真面目に書くのも性に合っていないのでどうにかこうにか面白おかしく書けないものかと。

あくまで私の記事はエンターテインメント性に重きを置くのであり、内容の解説や解き方なんて有象無象の賢い方々が既にやっていることですし…

オリジナル性?新たな切り口?今までにない革新的な文章?全然わからん!

うーん、困ったなと思いましたがいつも通り好きなように書くことにします。自然体。

 

・勝者は傲慢?

思想

インターネットに溢れている合格体験記なんてものは実に陳腐です。

合格しました!努力は報われる!一生懸命やったらできました!あなたにもできる!...

こんな判で押したような言葉が連なっています。それしか言えんのかこのサルゥ!

当日の問題の相性がよかったとか、たまたまうまく行ったとか、ランダム要素も大きいのに結果が先行して後から行動の動機が決定されていきます。

 

例えばこんなケース。こういう受験者がいたとしましょう。

❌️寸暇を惜しんで学習をした

⭕️当日得意な問題が出た

少し手を抜いてしまっていたけれど、得意な問題が出たから合格した。

初めはそのことを覚えていますが、1ヶ月もすれば記憶から消え、合格したという結果だけが残ります。

そしていつの間にか一生懸命努力したから合格したと過程の部分が変わっていくのです。

世間・まわりの評価も同様で、たくさん頑張ったから合格したんだね~という扱いになります。

当日得意な問題が出ただけなのに…

 

たかだか1時間あまりで蚊トンボを獅子に変化る。勝利とはそういうものだ。

範馬勇次郎

試合での勝利、合格、採用etc… 勝てば官軍負ければ賊軍。

「勝ち」というのはそれだけ大きなモノですが、その過程について詳細に知ろうとする人間は多くありません。偶然うまくいっただけかもしれないのに。

 

それなのに、合格した側に立った連中というのは実に上から目線でモノを論じます。

🥴<努力は裏切りません!wみなさんも頑張ってください!w ←きも

上記のような体験記から学ぶことなどなにもありません。不合格体験記のほうが遥かに学びがあります。故に、これらの体験記を読むのはほとんど意味がないと言って差し支えないでしょう。

 

また、これらの合格者の下に無数の屍が転がっていることもお忘れなく…

🥴🥴🥴w
☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️オチタ…

☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️モウアキラメタ…

☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️オォン…

※イメージ

 

勉強したけどだめだった人、時間がなくて諦めた人、当日苦手な問題しか出なかった人、やる気がでないままフェードアウトした人。氷山の一角という言葉があるように、諦めた人の姿は見えませんが、実は大量にいるのです。

 

私が見たいのは夢破れた彼らの姿や試験当日までの過程なのです。

 

手探りで試験対策を行っていた時の不安な感情、当日苦手な問題が出たらどうしようという懸念、心配で眠れない夜。テストのことで頭がいっぱいになり憂鬱になる日々、試験日が近づいてくる焦燥感、いっそのこと諦めて投げ出したら楽になるだろう…という葛藤など…

 

私が見たいのはそういうものです。この過程にこそ価値があり、学ぶことがあると思っています。

人間が頭に汗をかいて苦しんでいる姿が見たいのです。魂を燃やしている姿が見たいのです。自身の寿命を惜しみなく注ぎ込んでいる姿が見たいのです。

つまり、ロックが見たいってことです。(?)

 

そのため私がこうした題材で書く場合、過程でどれだけ苦しんだか、いやな思いをしたか、精神に不調をきたしたか、このあたりに焦点を置いて書けたらいいと思っています。

思想終了

 

さて、イントロダクションはこの程度にして本編へ行きましょう。

 

・2級への挑戦

昨年末に脳トレと称して簿記3級を学習しましたが、せっかく3級を取ったんだし2級もやってみるか…と思い計画を考えていました。

 

しかし、コストが結構かかることが判明…

というのも、教科書が3級に比べて値上げしており軒並み1500円~(税抜)に。

加えて商業簿記+工業簿記という2つの科目を学ぶため分量、教材ともに倍近く増えるということが分かりました。

1冊1650円と考えると、4冊用意すると6600円となかなかコストが高いです。

VRCのアバターが1体買えてしまいますね。

 

その上、学習時間も3級の2倍、とはいかず3倍ないしそれ以上かかるらしいということが分かり二の足を踏みそうに…

いろいろ調べたところ、こんなサイトを見つけました。

www.cpa-learning.com

教材がタダで利用できるのに加えて、無料で講義動画が見れるという大盤振る舞い。

これならコストの問題は解決するため、挑戦してもいいかということに。

重い教材を持ち歩かずに済むのもありがたいところ。

しかし、電子版はメリットばかりでないことも分かりました。詳細は後述。

 

用意したもの

・電卓

いわゆる実務電卓と呼ばれる代物。

ガジェット好きとしては一度触っておきたくなり、未使用品を安く調達してきました。3200円。

・教材 

上述のサイトで手に入ったものを使用しました。0円。

・試験費用

手数料込みで6050円。3級よりちょっと高いですね。

今回はドルがなかったので日本円を使いました。お金はおっかねーw

 

開始時期

年始は酒飲んで過ごしていた記憶しかない。おみくじで大吉を引いたり18年もののウイスキーを飲んだりと楽しく過ごしていました。これから地獄が始まるとも知らずに…

まだ寒かったので1月の終わりくらいから始めたと思います。多分。

重要:かかった時間はあくまで目安と捉えてください。私のあれな頭で処理してるので平均より時間がかかってるフシがあります。

 

それでは学習開始!!

例によって例のごとし、先にテスト形式を確認します。👀

3級は3題構成でしたが、2級は5題構成。90分と時間も長くなっています。

4,5問目は工業簿記から出題されるらしい。なにそれ。

範囲が広いため、仕上げてない部分が出てきた場合大幅な失点は避けられなさそう。

くれぐれもヤマをはるような小癪な真似をせず、正攻法で倒すのが吉という印象。

 

教科書を読み進め、巻末の問題を解いていくというやり方は前回と同じ。

どの学習でもなによりも大切なのが問題演習を繰り返すということですが、これをやるのがなかなかつらい。というか本当につらい。

歯を食いしばりすぎて奥歯がなくなりそうなくらいつらい。無くなった。

 

学習というのは筋トレに似ているところがあるように思います。

腕立て伏せとかね。最初は3回で動けなくなったのに、回数を重ねていくうちに1セットができるようになっていくみたいな。ちなみに未だに膝をつかないとできません。

貧弱。

 

また、問題を解くのと並行して電卓を左手で打つ練習を始めました。

前回テスト会場で電卓を置くスペースが左にしかないのに右手でしか打てなかったせいで、終盤両手で打つという無様を晒したので…

↓これ

tacos-sensei.hatenablog.com

練習といっても計算するときに右手を使わないというだけです。

私はもともと左利きなのでなんとかなる、はず。

 

内容についてはなにいってだこいつ?日本語でしゃべれよ💢となった内容についてだけビデオ講義を視聴するようにしました。時短&効率化。

 

3級で下地が付いてるからいうほど苦戦しないのではないかと思いましたが、甘かった。

物量が多すぎ!

倒しても倒しても湧いてくる!

進みが遅い!

終わらない!

忘れる!

気が触れる!!

もぐらたたきゲームをエンドレスモードでやっている錯覚。あっちができたらこっちを忘れ、解き方が不明になる。そしてページをめくってもめくっても次がある絶望感。

なんでこんなことやり始めたんだろう。マゾか?私は。

しかし、やり始めた以上は最後までやらないといけません。(鉄の掟)

 

詳細に時間は数えていませんが、商業簿記の内容を終わらせるだけでも1ヶ月は要したと思います。既に満身創痍。なにより精神に良くない。

この時点でどれくらい忘れてしまっているのか。振り返りたくない。

忘れていることを知覚するのが怖いから。

黒くてひんやりした無数の手が背中をペタペタと登ってくるような不快感が私を襲います。ひいいい!

 

1周目の連結会計とか、ケツがかいいと言葉遊びするくらいしか理解できませんでした。さようなら。おしり。

 

一通り商業簿記の範囲が終わったところで、工業簿記を進めます。

 

 

なんじゃこりゃー(なみだ)

 

 

 

 

 

↑新しい概念に苦戦するわたし(イメージ)


仕掛品、勘定連絡図、直接費、間接費…知らない言葉が山のように出てきます。きもい。

商業簿記と工業簿記は名称が似ていますが、まるきり別の学問ですね。

一見すると同じような言葉が出てきますが、やることが商業簿記と全く違うため、新たな学習を1からするものだと考えたほうが良いです。要は時間がかかる!

 

ただ、進めていくにつれ工業簿記は一度理解すれば大きく形を変えて問題が出てくることが少ないため、商業簿記よりはマシな印象を持ちました。

 

解き方が分かれば短時間で問題を処理することができ、商業簿記の内容に比べるとかけた時間に対して点数が伸びやすいと思います。(個人の感想です)

 

結局こちらも1ヶ月ほどかかり、商業簿記に戻ると忘却だらけになっていて泣きながら往復することになります。地獄。一切皆苦ここにあり。

 

それでは私が特に苦戦した、もとい意味不明だった論点についてランキング形式で発表しましょう。

 

・簿記2級意味不明ランキングwwwwww

 

3位 連結会計より、アップストリーム

親会社・子会社という概念が存在し、子会社が100%支配されてない場合に子から親に商品を売った場合、非支配持分なるものを正しく按分するという処理が必要になってくるのですが、まーややこしい。

なにより、この数字を間違えると損益項目の数字が変わってしまう=利益剰余金の数値が算出できなくなる。

つまりこいつを間違えると他の答えもミスになるという厄介な部分です。

各問が独立している問題と違い、精算表などを作る総合問題はこういうところから崩れていくのでいやですね。

 

2位 日割り計算

利息などを計算する問題です。3級は月割り計算だけでしたが、2級からは日割り計算というものが追加されます。一見簡単そうですが、慣れるまでは苦労しました。

あれ?5月って31日までだよね?ね?みたいな。コアな教養の部分が試される。

最初の方は紙に12345月…と書いて1月ずつ数字を足していました。なんて原始的な。

また、借入れ当日を含める場合とそうでない場合などがあり、1円単位で答えが違うと頭に血が上ってムキーーーーー!!!!😡となりました。

日割り計算は初期の方に間違えまくって怒り狂ってた印象が強いので2位にランクインとなりました。

 

 

そして堂々の第一位は…

 

 

1位 200%定率法

これは本当に頭がおかしい。狂ってます。2級の試験範囲中最もイカれた内容でしょう。

減価償却の方法には定額法と定率法というものがありますが、この定率法の償却率を自分で計算しないといけない場合があります。それくらい問題文に与えといてくれよ…

そして計算式がこちら。

(1÷耐用年数)×200%

…?

初見時、なぜこの式になるのかが分かりませんでした。そして納得できる説明がない。

教科書を見返したところ、法律で決まっているため覚えましょう。と…

🤔??????????????????????????????

 

私は何かを暗記する時、なぜそうなるのか、どうしてこういう形になるのかという理論も含めて覚えようとします。その方が身につきやすいからです。

 

しかし、この200%定率法の計算式にはそれがありません。納得できない事物に対しては嫌悪感を抱きます。

どうしてそうなるのか→決まりだから、というのは苦手なのです。

 

そのためこの式を覚えるのにはとても時間がかかりました。÷と×を間違えたり、耐用年数の位置を間違えるわ1を入れ忘れるわ…もうこの計算式をタトゥーにして腕に入れようかと思ったくらいです。温泉に入れなくなるからしないけど。

 

今でこそ覚えていますが、未だにこの計算式に納得がいかないため意味不明ランキングの堂々1位を飾ることとなりました。おめでとう。

 

以上、論点意味不明ランキングでした。学習する際には参考にしてください。

(ならない)

 

とまあこんな感じで怒りながら進めていきました。気が狂いそう(n回目)

しかし3級と違い、あまりにも分量が多いのと、深い理解を求められるためモチベーションが続かなくなりました。もうむり。

3月に入り、持病の神経痛がひどく出て動くのも辛かったため、この辺りで一度休止期間が発生します。

 

その後体調が回復したため、ぼちぼち再開しはじめますが…

 

忘れてる!!😢

 

あれだけ苦労して覚えていたのに、教科書の大部分が抜け落ちていてなみだ。

エビングハウス忘却曲線というのがありますが、私の場合それ以上に忘れてしまっているような感覚がありました。

そしてこのあたりであることに気が付き始めます。

ちなみにこれがこの記事で一番伝えたいことなのでこれだけ覚えてくれればよいです。

 

電子書籍は覚えづらい

今回、学習に際して使用した教材、これらは全てPDFファイルです。

おそらく電子書籍の教科書を使って学習する試みは私史上初めてであり、それについて特に気にすることもありませんでした。

しかし、学習するにつれて電子版だとやり辛い、痒いところに手が届かない感覚が浮き彫りとなってきました。

以下に電子書籍で不自由に感じた点を挙げておきます。

 

電子書籍のデメリット

1.記憶が定着しづらい。

紙の教科書というのは、実際にページをめくって見て覚えます。

その際、どの内容が教科書のどのあたりにあるかを自然に覚えていきます。

 

この論点はだいたいこのページにあったなとか、右上の方にあったなぁとか、コラムがここにあった、なら反対側にあの式が…なんて風におおまかな位置が同時に暗記されていきます。

そのため教科書を2周もすれば、本を持ったときの紙の厚みからどの辺を学習しているか分かるようになります。

 

しかし、電子書籍の場合だとそれがありません。同じ画面を見続けることになります。

PCを使う場合、ページ送りのキーを押すだけですし、携帯だとスワイプだけです。

そして、めくっても厚みがどれくらいか分かることもありません。

こうした閲覧環境の違いが定着の妨げになっていたように思います。

 

脳は五感を使って様々な部分から記憶を定着させる…どこかで聞いたことがある話ですが、この機能が如何に重要であるかを思い知ることとなりました。

 

2.マークしておくのが難しい。

教科書を繰り返し読んでいると、できる部分とできない部分が出てきますね。

苦手なところってやつです。

 

本の場合、私は該当箇所に付箋を貼り付けておきます。そして、分かるようになったら剥がす。ごく普通の対応ですね。

 

難しい・苦手な箇所というのは何度も開くのでだんだん跡が付いてきて開きやすくなってきます。単純な閲覧回数が増えるため、苦手箇所をつぶしやすい状態になっていきます。

 

電子書籍の場合このマークをするのが難しいです。

PDFビューワーにマークアップ機能というものがあるのを学習の終盤で気が付きますが、時既にお寿司。おっそ❤

まあ単純な目印としては付箋のほうが早くて分かりやすいというのもある。

 

また、この箇所を見たい!となった時紙の本は開くだけですが、ビューワーの場合はファイルを開く→見たいところまでスクロールする、とワンクッション操作が必要となります。

 

大したことじゃないだろうと思われますが、毎回毎回開きたい箇所をスクロールしていくのは地味に手間です。こうした面倒くささがスリップダメージのようにやる気を削いでいくため長期的に見ると進捗に響いたように思います。

 

3.紙のほうが頭に入って来やすい。

これはどういうワケなんでしょうか、科学的に根拠があるなら是非とも知りたいところです。

 

画面を見てインプットしようとすると、紙の書籍を読む時より頭への入りが悪いように感じました。先程書いた記憶の定着の部分もあると思いますが、電子書籍だと覚えがよくない感覚がはっきりとありました。

 

しかし、これは教科書のみに起こる現象でした。

問題集、模擬試験は紙・電子版どちらも同じように使うことができました。

 

これについて私の考えを書いておきます。

イメージ図

インプット

👁️←🖥️📖

アウトプット

👁️→🖥️📖

目ん玉を使う方向が違うからだと考えました。

 

インプットは媒体から私、という方向ですがアウトプットは私から媒体、という方向になりますね。

 

インプットの時は五感や空間認識、外的刺激を含めたものを総動員して「覚える」という作業を行っていくのに対し、アウトプットの時は頭の中で考えたことを外部に出力していく。

そのため紙・電子媒体による差が少ない=問題集などの使用感が同じ、という結論に至りました。

 

つまり受動的学習(教科書を読む)の場合は紙媒体を使ったほうが効率がよく、能動的学習(問題演習)は電子媒体を使ってもいいってワケ。

 

まとめ:教科書はケチらず紙のものを使おう!

問題集は電子版を使って荷物の削減!

 

今回の記事で伝えたいことおわり。ふう…

 

さて、後は蛇足みたいなもんです。読みたい人はどうぞ先へ進んでください…

 

・恐怖の直前期

こんなことに気がついても、今更教科書を用意するのもな…ということで現在の環境のまま続行することに。

進捗の方はというと、サボることも多くなり5月になってしまいました。愚か。

 

やはり、最後の一押しとしてあれに頼るしかありません。

試験日設定!!ギャーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

私の手持ちから6050円が失われました。これでもう後戻りはできない。

これがあったら何回楽しい店のセットが食べられたか…くぅ~ッ

 

自分の感覚ですが、学習期間が3ヶ月を超えるとダレてくるような気がします。

長期戦になればなるほど、やる気を持続させるのが難しい。

やはり短期決戦、シュリーフェン作戦に限るね。

 

試験日設定時で残り8日。できてないところ、解けなさそうなところに絞って対策を行います。

 

そして数日が経ち…

 

 

試験何日前ですか?→3日前

模擬試験は受けましたか?→はい

👁️👁️👄…

 

前回の反省を踏まえて1日早く模擬試験を解きはじめました。成長。

これで変装セットも煽ってきません。

 

ちなみに模擬試験はここのサイトを使いました。

形式がかなり似ているので対策にはおすすめです。難易度はちょっと高めに感じました。

nsboki-cbt.net-school.co.jp

結果はというと…

うーん、際どい!!
問題集で解けていたとしても、本番のテスト形式だと勝手が違うこともあり、本来の力を出し切れていない感覚があります。

 

特に2,3問での失点が多いため、4,5問の工業簿記でコケたら即死というのが怖いです。

株式資本の表・賃借対照表・損益計算書の書き方をスムーズにできるようにしないといけませんね。

 

模擬試験は解き直すことが効果的なので、イヤイヤながらもう一度やり直しました。

しかし不安はなかなか解消されません。自分との戦い。

 

試験1日前に2回目の模擬試験を受験。

結果は…

👁️👁️👄<あいーーーーーwwwwwwwwwwwwwww

こ れ は ひ ど い

まず、普段できているはずの第5問で思わぬ失点をして狼狽し、時間を使った挙げ句得点できず。

 

そして第2問で難しいとされる連結会計が出題。しかし0点というのはいくらなんでもおかしい。部分点が1つも取れてないなんてことありえない。のれん償却くらい合ってんだろって。

書いたメモをよく見ると、親会社60%に対して子会社の持分を30%と表記していました。

100‐60=40という計算ができなかった雑魚です。ころしてくれ。

 

恐らく第5問でうろたえたのがミスに繋がったと考えられますが、にしても…

ともあれ最初の段階でミスすると全滅するという恐ろしさを味わいました。

本番では絶対にしないようにと強く誓いました。ケツイ

 

模擬試験は3回分ありましたが、精神面のほうで余裕があまり残されておらず、これ以上失点や解けない問題にぶつかるとメンタル的に参ってしまいそうなため1,2回目の模試を解き直して同じ箇所で失点しないように努めました。

 

~試験当日~

睡眠は6時間と十分に取りましたが、落ち着かない。ソワソワ

一問一答の試験であれば直前まで教科書を見て対策することができますが、簿記は理論を理解しているか否かなので付け焼き刃をするのは難しいです。

 

教科書をパラパラめくるのも理解が曖昧な内容を見つけてしまうと不安が増大する可能性があるためすっぱりとやめました。

前日の模擬試験対策でどう解いたかだけ確認をして、あとは余計なことを考えないようにしていました。

 

食欲はもちろんなし。結局試験直前まで飲まず食わずでした。

さすがに脳に栄養が0の状態で解き始めるのはまずいと思ったため、奥の手を使うことに。

奥義、ラムネ一袋流し込み!!

商品写真:大粒ラムネ

コンビニでこの大粒ラムネと冷えた水を購入し、無心でバリボリ口に突っ込んでは噛み砕いて水で流し込む。糖分のエクストリームブースト。

おにぎりやらパンなど食べようものなら、消化のために血液が胃に流れ込み、脳に血がいかずパフォーマンスが著しく低下します。

このブースト方法であれば脳に糖分を補給しつつ食事による眠気を発生させずに済みます。同じような状況になったらぜひお試しあれ。

 

窮地に立たされた時しかしない方法ですが、やはり効果てきめん。

頭が冴えてきて瞳孔が開くような感覚がありました。

(ヤク中ではない)

 

テスト会場に向かい、所定の手続きを済ませます。

パソコンの置いてある席に座れば、あとは自分のタイミングで始めることができます。

ここで大切なのは、渡された計算用紙、電卓、ペンの配置をしっかり決めておくこと。

早く入室しておけば、ゆっくり準備しても時間が余ります。

配置決めをしたら深呼吸・精神統一をして試験開始。

 

 

結果は…

 

 

やったね!

失点はありましたが、各問題で十分な得点をすることができました。

第2問での出題を恐れて対策に時間をかけていた連結会計は出題されず、株式資本変動計算書という解きやすい問題が与えられました。

つまり、運が良かっただけです。

 

冒頭の話を覚えているでしょうか。🥴!w

そう、私は解きやすい問題が出たから受かったのです。

この記事を書くことで、私はどのような「過程」を経て合格したのかを記録しました。

先の合格体験記に出てくるような連中とは違い、傲慢にならないように杭を打ち込んだのです。

そう、勝って兜の緒を締めよ。天狗になることなく新たな学習に備えるのです。

ふふ、決まったァ…😎💭かっこいい~~(これがやりたかっただけ)

 

ということで生涯学習のコーナー第二弾でした。次回もご期待ください。(予定は未定)

 

最後に、できるようになったことを紹介して締めましょう。

・できるようになったこと

1.電卓が左手で打てるようになった

約4ヶ月の間電卓を利き手と逆で打つようにした結果、左手でもそこそこの速さで打てるようになりました。これで右手でペンを持ち、左手で計算しながら記入することができます。

うん、効率化だね。

 

2.賃借対照表・損益計算書がこまかく読めるようになった

毎年株主総会のシーズンになると資料が封筒に入って送られてきます。

この資料の中には会社内のお金がどれくらいあるか、収益がどれくらい出て費用がいくらかかったか、などを記したものが添付されています。

その辺に落ちてたやつですが、こんなのです。

 

簿記3級で既に財務諸表の作り方は学びましたが、2級で報告式という外に公開する書式での作り方を学んだことで、この数字はこうやって計算されていたのか~となり、より数値が身近に感じることができました。

 

結果、流し見してた財務諸表も細かいところまで読めるようになった。成長。

例えば、この会社は収益がデカいけど、営業利益がカスで特別利益ばっかり出してるな…とか、あのオフィスの賃料こんなたけーのかよ!とか、役員報酬が高い!私にくれよ!とか分析する事ができます(浅はか)

 

3.数字への抵抗が以前より少なくなった

今まで大きな数字が並んでいると桁がデカい!わからん!となっていましたが2級までの学習でデカい数字を何度も扱うことになり、数字慣れしたのか以前より抵抗が少なくなりました。曝露療法ってやつ?

日常で大きな数字が出てきても、12桁の電卓に収まるならまぁいいか…となるのでよかった(?)

 

ということで、今回は簿記2級をやっつけた討伐記録でした。

いつもより書くことが多いため長くなってしまいましたが、ここまで見てくれた皆さんには感謝しかありません。ありがとう!!

それではまた次回!!